最近、WordPressを用いたホームページ制作のご依頼をいただくことが増えてきました。
その中で、
- サーバーとドメインの契約
- WordPressのインストール
をしてほしいというご依頼をいただくことも多く、それぞれの代行作業をお見積書に追加しています。
上記2つの作業をする時間が取れないという場合なら良いのですが、面倒くさいという理由の場合はご依頼をおすすめしません。
なぜなら、これから紹介するエックスサーバーであれば、誰でもサーバーとドメインの契約からWordPressのインストールまで簡単にすることができるからです。
インストールまでできてしまえば、あとは作って設定してもらうだけなので代行作業は不要になります。
この記事では、エックスサーバーを使用した、
- WordPressのホームページの作成方法
- エックスサーバーがおすすめな理由
について紹介します。
エックスサーバーを用いたWordPressのホームページの作成方法

それではエックスサーバーでサーバーとドメインを契約・取得する方法を紹介します。
まずはエックスサーバーの公式ホームページ にアクセスします。
アクセスすると上の画像のサイトが表示されますので、画面右上のお申し込みボタンをクリックします。
契約するレンタルサーバーの情報を設定

クリックすると上のように、Xserverレンタルサーバーお申し込みフォームのページに飛ぶので、左側「初めてご利用のお客様」のお申し込みボタンをクリックしましょう。
申し込み画面に入ると、契約するサーバーのサーバーIDとプランの選択肢、WordPressクイックスタート利用のチェックボックスが表示されます。

ここの設定は、下記にしましょう。
- サーバーID:そのままでも自分で決めてもOK(僕はそのまま)
- プラン:スタンダード(一般的な会社のホームページなら十分)
- WordPressクイックスタート:利用する
WordPressクイックスタートを利用すると、
- 無料お試し期間なし
- 支払い方法がクレジットカードとPaydyのみ
という制約がありますが、WordPressを使用することが確定しているのであれば問題ないので「確認しました」をクリックします。

「確認しました」をクリックすると、サーバーの契約期間や取得するドメイン名、WordPressの情報の入力欄が表示されます。

各項目は下記に従って入力していきましょう。
- 契約期間
基本的には12ヶ月。
ただし、長期的にサイトを保有し、少しでもコストを抑えたい場合は36ヶ月がおすすめ。
僕は36ヶ月で契約しています。 - 取得ドメイン名
サイトのURLのことで、正直なんでも◎。
このサイトのドメインは「daiblog923.com」。
シンプルかつ覚えやすい名前がおすすめ。 - WordPress情報
- サイト名
制作するホームページの名前。会社サイトなら会社名でOK。 - ユーザー名
WordPressのログインユーザーの名前。使用できる文字内で覚えやすい名前がおすすめ。 - パスワード
上のユーザーでログインするときのパスワード。
あとで変えられるので、最初は覚えやすいもので◎。 - メールアドレス
上のユーザーのメールアドレス。
WordPress内の通知がこのアドレスに届くので、管理用のアドレスがおすすめ。
- サイト名
入力が完了したら、次は、Xserverアカウントの設定進みましょう。
Xserverアカウントの設定
Xseverアカウントは、 今回Xserverで契約したサーバーやドメイン、今後契約するXserverサービスの全てを管理するためのアカウントです。

アカウント設定画面に進むと上記のように個人情報や、支払い方法の入力欄が表示されるので、それぞれ入力していきましょう。

入力後、上記利用規約と個人情報の取り扱いについての確認し、問題がなければチェックボックスにチェックを入れ「次へ進む」ボタンをクリックします。

クリックすると、確認コード入力画面が表示されます。
アカウント登録用のメールアドレス宛に送信された確認コードを入力し、次へ進むと申し込み内容の確認画面が表示されます。
内容を確認し、問題がなければ、申し込みボタンをクリックし終了となります。
その後、登録メールアドレス宛に、アカウントやサーバー情報、FTP情報が記載されたメールが送られてきますので、保存しておきましょう。
このメールに、WordPressのログイン情報も記載されているため、アクセスして確認してみましょう。
以上で、エックスサーバーを用いたWordPressのホームページの作成は終了です。
エックスサーバーがおすすめな理由
WordPressのホームページを作成する場合は、今回紹介した、エックスサーバーが非常におすすめです。
理由は下記3点。
- WordPressクイックスタートがとても楽
- 国内シェア率が高くネット上に情報が多い
- 独自ドメイン無料や初期費用無料や割引などのキャンペーンが定期的に行われる
WordPressクイックスタートがとても楽
通常であれば、サーバーとドメインを取得し、それぞれを紐付け、さらにWordPressをインストールするという面倒な手順を踏む必要あります。
しかし今回紹介した方法で登場するWordPressクイックスタートを活用することで、サーバー・ドメインの取得とあわせて行うことができるため、簡単にWordPressを導入することができるのです。
エックスサーバー以外に、mixhost にも同様の機能が備わっているので、気になる方は調べてみてください。
国内シェア率が高くネット上に情報が多い
サーバーやドメインの契約や設定、WordPressのインストールなど、Webに詳しくない方にとっては、とても難しそうなことですよね。
エックスサーバーは国内のシェア率が高く、たいていのことは調べれば出てきます。
公式も充実したドキュメントを提供しており、メールと電話サポートも受けられるので、どうしても分からない場合は、問い合わせれば解決できます。
独自ドメイン無料や初期費用無料や割引などのキャンペーンが定期的に行われる
高速で容量も十分とハイスペックながらも月々1,000円という低価格なエックスサーバーですが、独自ドメイン無料や初期費用割引などのキャンペーンを頻繁に行なっています。
独自ドメインが無料であれば、年間1,000円ちょっとですが、ランニングコストを安くでき、初期費用無料であれば、3,300円安く契約できます。
この記事を書いている2022年4月現在では、2022年5月12日まで初期費用無料かつ独自ドメイン無料キャンペーンを行なっているので、検討している方はぜひ活用しましょう。
最後に、今回紹介したエックスサーバー以外に、よく使うレンタルサーバーも簡単に紹介しておくので参考にしてください。
名称 | 価格 | おすすめプラン | 概要 |
エックスサーバー | 12ヶ月:1,100円/月 36ヶ月: 990円/月 | スタンダード | ハイスペックで低価格で安定感抜群。 |
mixhost | 12ヶ月:1,078円/月 36ヶ月: 968円/月 | スタンダード | エックスサーバー並みにハイスペックで低価格。 人気上昇中だが、ネット上の情報はエックスサーバーに劣る。 |
さくらサーバー![]() | 月契約:524円/月 年契約:437円/月 | スタンダード | WordPressを使わなくてもよければ使いやすい。 表示速度が遅いことがある。 |
ConoHa WING という選択肢もありますが、使ったことがないので上の表からは外しています。
以上、エックスサーバーで始めるWordPressを用いたホームページの作成方法でした。
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